<Cabo Rojoの浜辺:ボーキサイト採掘場>
朝、ホテルにゆくとモーターは動くようになったという。さっそく、ホテルのタクシーで引き取りにゆき、帰船してチェックを開始する。OKなようなので、全体を元に戻す。14時頃設置が終わり、最終チェックをする。問題ないことが確認できた。且つ、以前よりスムーズに動くようになった。
17時に次の目的地に向け、錨を揚げる。結構風が強い。明け方6時頃、Isla Beata 島をかわす。地形のためか、瞬間風速で35ノットが出ていた。此処をぐるっと回って今度は北に向け進む。島陰となるため、徐々に風、波ともに穏やかになってくる。12時半頃、カボ・ロホに近づく。ボーキ・サイトの工場と積み出し桟橋があるだけで、村らしきものさえ見当たらぬ。
積み出し桟橋ではボーキサイトの積み込みが盛んに行われている。その船にコーストガード船がいたので近づいて案内を乞うが英語が通じない。近くで錨を入れようとすると反対方向を盛んに指さす。どうもそちらに行けとのことらしい。船を回して浜辺の前でやっと錨を入れる。ボーキサイトの積み込みで騒音と砂ほこりであまりよい泊地ではない。
昼食後、浜辺にポツンと小さな小屋があり、国旗が掲げてあるので、とにかく行ってみる。
幸いなことにそこが行きたい事務所であった。英語が通じないまま、なんとか、処理してくれた。ただし、明日正式書類を取りに来いという。了解して、別に紹介されていた、Bahia de las Anguilkasと言う浜辺に向かう。長いビーチでヨットが一パイいたが大変静かなところである。隠れビーチとして上位にランクされるとてもとても素敵なビーチである。