<さらばネルソンズ・ドック・ヤード>
<Port Zante マリーナ>
7時にネルソンズ ドック ヤードの錨を揚げる。錨をおろしたあたりに帆船時代からの大きなチェーン(ハリケーン・チェーン)が沈んでおり、時々ひっかけるようだ。錨を取り外すビジネが成り立っており、Sea Pony、Dockyard Dicers等 呼ばれているようだ。
幸い錨はすんなり揚げることができ、出航する。当初は島陰のため、穏やかな海域をすすむ。島を抜けると、風が強くなり、波も高くなる。風の方向が良く、7~8ノットの快走である。4時半頃、St.KittsのPort Zanteに着く。小さなマリーナであったが、幸い停泊場所を確保できた。
此処のマリーナで困ったことは電気のコンセントである。今までも多種多様なコンセントがありそのたびコンセントを取り替えていたが、3種類くらいあればなんとかなった。然し、此処のコンセントは全く形状が違う。マリーナ・オフィスで貸してくれないし、買いに行けば1万円ほどするという。電気は発電気でまかなうことにする。
入管手続き後、上陸し、町をぶらつく。イギリスの雰囲気を持っている。レストランで食事をして船に帰る。