<対岸からネスソンズ ドック ヤードを見る>
<SWさんとレストランで>
午前中、対岸のマリーナまで渡し船で行く。といっても、2分程度の距離だが。船具やで時間をつぶし、階下のレストランでビールを味わう。ネルソンズ ドック ヤードに戻り、あたりをぶらぶらする。新大陸が発見され、西洋各国が競ってカリブ海に帆船で進出してきた。当然、帆船は痛むのでカリブ海で修理をしなければならない。イギリスはこのイングリッシュ・ハーバーで帆船の修理をしていた。大がかりなものとしては、船底の掃除である。これをCareen(ing)と呼ぶ。帆船の取り外せるものはすべて外し、マスト上部からとったロープを陸上から引っ張ることにより、船を強制的に傾け、片方の船底を水面上に露出され、船底を修理、塗装等を行うことである。この作業ができる場所はそう多くなく、イギリスは此処を主な場所としている。ネルソン提督は此処ではそれほどの働きをしていないが、有名なこともあり、ネルソンズ・ドック・ヤードと現在では言われている。
此処にはイギリス(海軍基地)の面影が色濃く残されている。とくに、復元された建物の壁や屋根は小さな木切れをうろこ状に打ち付け雨除けとしているのが印象的であった。ほかのカリブ諸島ではお目にかかれないものである。
ネルソンズ ドック ヤードの博物館があり、此処の来歴やネルソンの活躍を展示してある。周りを見ると大変な観光客である。小グループに分かれてガイド付きで巡回している。豪華クルーズ船のお客がどっと入ったようだ。
夕方、紹介されたSWさんが迎え気来てくれ、空港近くのレストランに案内された。