<チャガマラス泊地>
明け方からトリニダードが視認できた。8時ころ、島の北にあるエントラダ・ポイントから狭い海峡を抜けてチャガラマスへ向かう。まだカリブに来て何がカリブかはっきりしないが、島の感じを言えば、バルバドスとおよそイメージが違う。どうも南アメリカ大陸が切り離されて島になったイメージである。岸辺はどこも切り立っており、陸地は熱帯のように木々が生い茂っている。海水は紺碧とは言い難く少し濁っているようだ。聞くところによるとアマゾンの濁った水がここまで影響しているそうだ。
豪華客船を見ないのも観光で生きている国ではなさそうだ。
チャガラマスは、ヨット(パワー・ボートもあるが)の集結地のようで、マリーナも数か所、そしてあらゆる修理業者がいる。一番高そうだが、入国手続きができるCrewsInnというマリーナに着けて入国手続きを行う。
此処にヨットに乗っていた女性が住んでいるとの紹介で事前にメールで連絡をつけていたところ、彼女がご主人をつれて訪ねてくれた。とにかく、所定の場所に船を移して、彼女たちとゆっくりお話ができた。ご主人は地元の方で尚且つヨットをチャガラマスに置いているので豊富な情報をいただいた。彼が電話連絡でセール・メーカに来てもらったりした。
チャガマラスでしばらく滞在予定なので、夜はゆっくり睡眠をとる。