<コリア・デル・リオ近辺(支倉常長の銅像が奥に見える)>
<川をさかのぼってきた大型船>
<ロタ・マリーナ事務所>
<アルカサル>
<ロタの祭り>
オフィスで川下りに一番適した時間をたずねる。結論から言うとヘルベス満潮時に二時間前がよいという。満潮が10時(UTC:世界標準時間)であるので8時(UTC)に出港すればいいことになる。ローカル時間が二時間進んでいるので、現地時間でいえば10時に出港すればいいことになる。なるべく早く到着したいので現地時間9時に出港する。
ヘルベス(Gelves)を1KMほど下ったところに高圧電線が川を跨いでいる。公称19Mという。我々のマストが19Mなのでヒヤヒヤものである。ただし、実際は21Mとある人からこっそり聞いていた。
さらに10KMほど下ると、コリア・デル・ソルが見えてくる。支倉常長の銅像もなんとか確認できる。丁度このころ、大きな貨物船が3ハイ川を上ってきた。浅いところで4m程度なのによくのぼってきたものだ。
昼過ぎから、天気予報と異なり、南風が吹きあがってくる。25ノット(15m)の風である。川なのに向かい波が大きくなってくる。
しかし、下げ潮に乗っているため、対地速度は8~9ノットと大変早い。6時間後の3時には大西洋まででることができた。
時間的余裕があるので、ロタという町まで行くことにし、18時ころロタ・マリーナで舫いをとる。日暮れまでに時間があるので町を散策する。町の広場で「TOSANTOS」の祭りをやっていた。さて「TOSANTOS]とは何でしょう?