09.04.22カルナック神殿の水彩画を一枚仕上げる。
とにかく暑い。船の中も33度以上。外に行っても、暑くて、夢遊病者のごとく、下を向いて黙って歩くしかない。
しかし、夕方からは、ぐっと気温が下がり、寒いぐらいである。
昼から、インターネットカフェに行く。帰り道、日本人の女性と会う。旦那はオーストリア人でカタマランのケッチを自作して、夫婦で世界を回っていたが、その船を他人に譲ったそうだ。
現在のオーナーに呼ばれて、ここイズマイリアに遊びに来たそうだ。
明日、カイロに一泊で行く予定で、知人に教えられたホテルに電話をする。一泊、シングルで18USDとのこと。どんなホテルか期待半分、不安半分である。
住所が分からないというと、到着2時間前に電話を貰えば、車で迎えに行くと言う。これまた不安である。電話番号がわかっているので、行き当たりばったりで行こう。
港に帰ると、相変わらず、ポリスかガードマンか知らないが、パスポートを見せろという。これは口実で何がしかの賄賂(Back seesch ??)を要求する。今回は煙草を一本出すと、それでOK。しかも、座ったまま、ふんぞり返って、もらった煙草を吸っている。
もちっと、後ろめたいそぶりでも、感謝でもしてもらいたいものだ。これではエジプトは国際社会から置いて行かれる。もう、すでに数千年置いて行かれているが!